6.C型肝炎の感染予防
血液の取り扱いには注意
血液を介して感染する病気のため、他人にうつさないために、血液の取り扱いには注意しましょう。
体に触れたり、一緒に入浴しても感染することはありません。また、洗濯や食器洗いも一緒で大丈夫です。
【こんなことに注意】

- 血のついたものは、しっかりくるんで捨てるか、流水で洗う。
- けがや鼻血はできるだけ自分で手当てして、人に血液がつかないように注意する。
- ※血液が皮膚についても洗い流せば問題はありません。
- カミソリ、歯ブラシなどの血液がつく可能性のあるものは自分専用とする。
- 乳幼児に、食べ物を口移しで与えない。
- 献血をしない。
- 性交渉時にはコンドームを使用する。
C型肝炎治療法の変還
C型肝炎の完治を目指せる唯一の治療薬といえば「インターフェロン」ですが、C型肝炎の中でも効くタイプが限られており、多くの場合、ほとんど効果がみられませんでした。そのため、「インターフェロンはC型肝炎に効かない」とまで言われていたこともありましたが、この10数年で治療法はめざましく進化しました。抗ウイルス薬「リバビリン」との併用療法やインターフェロンを改良した「ペグインターフェロン」の開発など、新しい治療法が毎年のように登場。治りにくいとされたタイプのC型肝炎にも治療効果がみられるようになりました。
また、インターフェロンの自己注射が認められたり、ペグインターフェロンの登場で注射が週3回から1回に減るなど、治療が続けやすい環境にもなっています。
患者さんへのメッセージ
C型肝炎は治らない病気とのイメージがありますが、治療法はどんどん進歩しています。正しい知識を持って治療に取り組むことが大切です。